浮世絵(4)
池田満寿夫さんの「フォーク」から・・・魚にならないか試してみました。
使い捨ての木製フォークがありましたので、柄の部分を切り取って・・・熱帯魚のような感じになりました。「柘植の櫛」のようにも見えます。
歌麿の「金魚掬い」という作品です。日本髪の女性には「櫛」や「簪」がつきものです。
「かんざし」に「めだか」をつけてみました。
豊国の「金魚玉をもつ女」という作品です。それまで高嶺(高値)の花だった「金魚」が庶民にも手に入るようになりました。
ビニール袋など無い時代ですから、このようなガラス玉に入れて持ち帰り、ぶらさげて楽しみました。
国貞の「金魚売り」という作品です。金魚玉がぶら下げられています。そこで、フォーク魚にビー玉をぶらさげて・・・そのイメージを作品にしてみました。
なかなかオシャレだと思いませんか???