私は小学校の頃、「しゃんこ」という変てこナニックネームをつけられていました。2歳上に兄がいて「いっしゃん」と呼ばれていましたので、区別するために「いっしゃん」に「こ」を付けて「しゃんこ」になったと思っていました。私は小柄でしたし。ところがある日、名付け親だという女の子から・・・「ちいさくてチリメンジャコみたいだからジャコからシャンコになった」と聞かされ、少々ショックでした。先生は私のことを「山椒は小粒でちょっとカライ」と評してくれていたのに。
さて、小さな魚というと「メダカ」が真っ先に浮かびます。最近では激減しているようですが。
学校周辺にはドブ川がいくつも流れていて、メダカ・ザリガニ・カエルなど小動物の宝庫でした。自然と「めだかの学校」の大合唱になったものです。
「めだかの学校」は、作詞:茶木滋、作曲:中田喜直の童謡です。1950年に作詞。1951年3月、日本放送協会NHKのラジオ番組「幼児の時間」のコーナー「歌のおけいこ」で発表されました。同年4月、NHKのテレビ番組「うたのおばさん」で安西愛子が歌い、安西の歌でレコードも発売されました。安西の「めだかの学校」のレコード片面は、作詞:サトウハチロー、作曲:中田喜直の「かわいいかくれんぼ」でした。1988年、「めだかの学校」の歌詞のモデルとなった神奈川県小田原市の荻窪用水周辺にある三笠公園に「めだかの学校」の歌碑が建てられ、また2005年4月には作曲者の中田喜直が在住していた横浜市旭区 (横浜市)|旭区にあるこども自然公園にも歌碑が建てられました。童話作家の茶木滋さんは、終戦当時の荻窪用水の周辺で、息子の義夫さんと買い出しの途中で交わした会話を基にしてこの詞を作られたそうです。荻窪用水とは、江戸時代に川口広蔵という人が約20年かけて早川から荻窪に水を引き込んだ用水路のことです。
めだかの学校は 川のなか
そっとのぞいて みてごらん
そっとのぞいて みてごらん
みんなで おゆうぎ しているよ
めだかの学校の めだかたち
だれが生徒か 先生か
だれが生徒か 先生か
みんなで げんきに あそんでる
めだかの学校は うれしそう
水にながれて つーいつい
水にながれて つーいつい
みんなが そろって つーいつい