「喫茶店」はガロ以外にもいろいろなところに登場する。古くから学生の街だった数々の青春を知っていた(コーヒーショップで/あべ静江)/喫茶店に彼女と二人で入ってコーヒーを注文することあーそれが青春(吉田拓郎)/改札口で君のこといつも待ったものでした僕の街でもう一度だけ熱いコーヒー飲みませんかあの店で聞かれました君はどうしているのかと(私鉄沿線/野口五郎)
それに対してグループサウンズは「小さなスナック」に代表されるちょっとアルコールの匂いもする「スナック」というイメージだったような気がする。小さなスナック/詞:牧ミエコ/曲:今井 久/1968年(S43)/僕が初めて君を見たのは/白いとびらの小さなスナック/一人ぼっちのうしろ姿の/君のうなじがやけに細くていじらしかったよ/僕がそのつぎ君を見たのも/バラにうもれたいつものスナック/ギターつまびく君の指さき/ちょっぴりふるえてつぶやくようでかわいかったよ/パープル・シャドウズ