中学の思い出(2)中学校の美術の時間、毎年3年生は文集の表紙デザインに取り組む。私の中学校の文集は「わだち」というタイトルであった。道に刻まれる足跡や車跡のことだと教えられた。妙に「わだち」という響きが新鮮に感じられた。私のデザインは、轍そのままでタイヤ跡の縞模様をデザインした。残念ながら不採用であったが今でもはっきり記憶している。まさしく脳裏に刻まれた轍である。画像は雪道の轍。