ガダルカナル・ダイアリー(1943・米) | まなぶんの戦争映画辞典

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これまでに見た戦争映画について、戦車などの軍用車輌、ヒロインの写真で紹介していきます。また、ナチス役などの個性的な俳優についても紹介します。BD、DVD、VHSで保有している全ての戦争映画を掲載するのが目標。コメントお待ちしています!

ガダルカナル・ダイアリー(GUADALCANAL DIARY)

 

監督 ルイス・セイラー
出演 アンソニー・クイン、プレストン・フォスター、ロイド・ノーラン、ウィリアム・ベンディックス、リチャード・コンテ、リチャード・ジャッケル、マイナー・ワトソン、ラルフ・バード、ライオネル・スタンダー

1942年8月、アメリカ海兵隊第1師団第5連隊はガダルカナル島に上陸した。その中にはマローン軍曹(ノーラン)をはじめスース(クイン)、チキン(ジャッケル)ら兵士たちに混じり、軍隊付司祭のドネリー神父(フォスター)も同行していた。対する日本軍は山中に逃げ込みゲリラ戦を展開し、兵士たちは奮戦しつつも疲弊していくが・・・・
この作品ではM3スチュアート戦車が大活躍します。
このシーンでは6輌映ってます。戦時中ですが、海兵隊が全面協力してますね。
ソフトスキン車輛もいろいろ登場。こちらはFWD SU-COEという車輛です(imcdbより)。初めて見ました。
こちらはインターナショナル・ハベスターM1-4。これも珍しい。
陸軍の到着シーンではウィリスMBやGMCハーフトラックが登場。
飛行機のシーンはほぼ記録映像でした。これは99艦爆です。
ヘンダーソン飛行場のシーンに壊れた米軍機が登場。何でしょうか?
日本海軍の潜水艦も登場します。アメリカの艦かな?

スース役のアンソニー・クイン。若いですね。後に大名優となります。戦争映画にも「ナバロンの要塞」「25時」など多数出演しています。

ジョニー(チキン)役はリチャード・ジャッケル。「コマンド戦略」「特攻大作戦」で個性的な演技を見せています。当時17歳で、戦時中は海軍に所属していたとか。
冒頭、登場人物が1人ずつ紹介されて解りやすいです。こちらはデーヴィス大尉役のリチャード・コンテ。「ゴッドファーザー」のエミリオ・バルジーニ役が有名ですね。戦争映画では「激戦地」などに出演。
 
(寸評)
戦時中の作品ですが、淡々とストーリーが進みプロバガンダ臭は少なめです。なんと言っても終盤のM3スチュアート戦車の活躍が素晴らしいです。廉価なDVDが出ており、戦車好きは必見です。
(評価)☆☆☆(5点満点) *DVD