鮫と小魚(1957・西独) | まなぶんの戦争映画辞典

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これまでに見た戦争映画について、戦車などの軍用車輌、ヒロインの写真で紹介していきます。また、ナチス役などの個性的な俳優についても紹介します。BD、DVD、VHSで保有している全ての戦争映画を掲載するのが目標。コメントお待ちしています!

鮫と小魚(HAIE UND KLEINE FISHE)

 

監督 フランク・ウィスパー

出演 ハンスイェルク・フェルミー、ホルスト・フランク、トーマス・ブラウト、サビーヌ・ベスマン、マディー・ラール、ウォルフガング・プライス、ハインツ・エンゲルマン

1940年、ドイツ占領下のフランス。タイヒマン少尉候補生(フェルミー)は掃海艇アルバトロス号に同僚2人とともに配属された。司令官のヴェゲナー少佐(エンゲルマン)は好人物で、タイヒマンは彼を尊敬し、若く美しいその妻エディット(ベスマン)を秘かに恋した。初めての出撃の後、基地に戻ったたタイヒマンは、叶わないエディットへの恋をまぎらすため、ナイトクラブにいりびたり、ドラ(ラール)という女性と知合ったりしていたのだが・・・・・
海軍モノなので車輛はほぼ登場せず。主役はUボートです。これは記録映像かもしれません。
この入港シーンはちゃんとロケしてますね。Uボート役の潜水艦については知識不足で不明です。
艦橋のシーンは撮影用のプロップかもしれません。
連合軍の飛行艇が登場します。機種は何でしょうか。詳しい方教えてください。→米国のPBYカタリナ飛行艇でした。simonさま情報ありがとうございました。
中央は主役のタイヒマン(フェルミ―)。日本ではあまり知られていませんが、ドイツでは有名な俳優さんのようです。「撃墜王アフリカの星」にも出演しています。左は友人のハイン(フランク)。右はシュトレンベルグ(ブラント)。
潜水艦の艦長リュトケを演じたウォルフガング・プライス。「遠すぎた橋」のルントシュテット元帥役など戦争映画のドイツ士官役での出演多数。この作品ではすごくカッコいい役です。
ヒロインのエディット(ベスマン)。知らない女優さんですが美人ですね。フリッツ・ラング監督の「大いなる神秘/情炎の砂漠」という作品に出てるようです。なんか面白そう。
ナイトクラブの店主ドラ(ラール)。他に「戦場はどこだ!」などに出演。レッドフォード作品なのでDVD出て欲しいな。
 
(寸評)
戦後の西ドイツでベストセラーになったウォルフガング・オットによる原作の映画化です。軍港や街の雰囲気が素晴らしく、ウォルフガング・プライスがカッコいいので、未見の方は是非。
(評価)☆☆☆☆(5点満点)   *DVD