怪盗軍団(INSIDE OUT)
監督 ピーター・デュフェル
出演 テリー・サヴァラス、ジェームズ・メイスン、ロバート・カルプ、ギュンター・マイスナー、アルド・レイ、アドリアン・ホーフェン、チャールズ・コーヴィン、ドリス・カンストマン
第二次世界大戦も初期の1941年のベルリン。1台のドイツ軍トラックが、突然現われたナチ親衛隊の一団に停止を命じられ、トラックに乗っていたポーランド軍捕虜が射殺されたが、なぜか護送していた国防軍の兵士まで射殺される。親衛隊はトラックを奪いどこかへと去っていった。そして、物語は現在のロンドンに移る。モーガン(サヴァラス)はファーベン(メイスン)という大戦中ドイツ軍捕虜収容所の所長をつとめていた男からの西ドイツ消印の手紙を受け取る。モーガンは戦時中、アメリカ軍の少佐として彼の収容所に入られていたのだが・・・
左が主役のモーガン(サヴァラス)。テリー・サヴァラスは「刑事コジャック」であまりにも有名です。戦争映画では「バルジ大作戦」「戦略大作戦」など。右がファーベン役のジェームス・メイスン。戦争映画の常連なのでここでは説明は省略(笑)。
先頭を歩くのは収用所のプリオー軍曹(レイ)。戦争映画では「地上最大の脱出作戦」「グリーン・ベレー」など。デブの下士官役って米軍作品では良く出る感じがします。漫画「ビートル・ベイリー」のスノーケル軍曹とか(知らないか)。
右はナチス副総統だったホルツ(ルドルフ・ヘスがモデル)役のウォルフガング・ルクシー。左はファーベンで収用所から一時的に連れ出して、戦時中と思わせて金塊のありかを聞き出します。ルクシーは「荒野の用心棒」などに出演。
ヒロインのエルザ(カンストマン)。好きなタイプではないですが、看護婦コスプレは似合います(笑)。「ヒトラー最後の10日間」でエヴァ・ブラウンを演じてました。ブログ書いたときには「他の作品への出演は不明」と書いてしまった。後で直そ(笑)。
(寸評)
40年くらい前にテレビで見てすごく面白かった記憶があります。出演のキャラがそれぞれ生きていて脚本も素晴らしいです。「復刻シネマライブラリー」からDVDが出てましたが廃盤。高画質で再版を希望します。
(評価)☆☆☆☆★(5点満点) *DVD