パリよ、永遠に(Diplomatie)
監督・脚本 フォルカー・シュレンドルフ
出演 アンドレ・デュソリエ、ニエル・アレストリュプ、シャルリー・ネルソン、ジャン=マルク・ルロ、シュテファン・ヴィルケニング、トマシュ・アーノルド、ブルクハルト・クラウスナー
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1944年8月25日。パリ中心部のホテル「ホテル・ムーリス」で、フォン・コルティッツ将軍(アレストリュプ)率いるドイツ軍が、ヒトラーの命令を受けパリの歴史的建造物を爆破する作戦を立てていた。コルティッツが部屋に独りでいると、はそこにスウェーデン総領事ノルドリンク(デュソリエ)が現われる。パリで育った彼はホテルにこっそり出入りする秘密の通路を知っていたのである。ノルドリンクは作戦を中止させるべく説得を開始するのだが・・・。
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右がパリ破壊計画担当のエベルナッハ大尉(クラウスナー)。「パリは燃えているか」ではウォルフガング・プライスが演じていました。クラウスナーは「アイヒマンを追え」「ヒトラー暗殺、13分の誤算」などに出演。
(寸評)
シリル・ケリーの戯曲の映画化で、デュソリエとアレストリュプの二人は舞台でも同役を演じています。監督のシュレンドリフは「ブリキの太鼓」「シャトーブリアンからの手紙」「魔王」など戦時中の作品を多く作っています。舞台劇なので派手さはないですが、二人の熟練の演技は見所が多いです。
(評価)☆☆☆★(5点満点) *DVD