バトル・オブ・バルジ(ARDENNES FURY)
監督 ジョセフ・J・ローソン
出演 トム・ステッドハム、ビル・ボーヘス、ラリー・ガメル・Jr、ヤーロン・アーバス、ティノ・ストラックマン、ローレン・ヴェラ
1944年、フランス北部のアルデンヌ地方。連合軍は大規模な空爆による「アルデンヌ・フューリー作戦」を計画していた。そうした中、ランス軍曹(ステッドハム)率いる米軍戦車隊は、作戦中に民間人女性クローデット(ヴェラ)を助けたのだが・・・
本物のM36ジャクソン駆逐戦車が登場します。リエナクターの所有車輌でしょうか。なかなかの迫力。
側面から。これは本物なのかCGなのか判別しにくいです。この作品、意外にCGは頑張ってます。
ドイツ戦車はT34/85。これもリエナクターの所有車輌かな?ソ連軍のまんまの塗装・マーキング(涙)。せめて鉄十字マークなどドイツ軍っぽくして欲しがった。オーナーが許さなかったのかな?
タイガー1ですね。CGです。「パンツァー鋼鉄師団」のときのCGにくらべると進歩してはいます(笑)。
OT810ハーフトラックも登場。2SSダス・ライヒ師団のマークです。Gのマークは意味不明。よい状態の車輌でかなり活躍します。
こちらのトラックはGMCではなくダッジでしょうか?ドイツ軍車輌としての登場。
ラストシーンでは大量のシャーマン戦車が!当然CGです。リアル感に欠けます。
この駐屯地のシーンはどれが本物でどれがCGか不明です。右奥の対空戦車はダスターのようですが戦後の車輌をCGで表現する意味はないので本物?
こちらが主役のランス軍曹(ステッドハム)。いかつい暑苦しい男です。
ヒロインのクローデット(ヴェラ)。あまり美人ではなく感情移入できず。
SSのゼラー少佐(ストラックマン)。職場の後輩に似てます。女子供を射殺するなど極悪キャラです。他の出演作は「グレート・エスケイプ大脱走1944」「バトル・オブ・ノルマンディー」「エンド・オブ・ウォー」など低予算・リエナクト戦争映画の常連。
(寸評)
パッケージに「フューリーに続く戦車アクション大作登場」とありますが大ウソ。フューリー便乗戦車アクション駄作です。まあDVDは千円くらいで買えるので興味のある方はぜひ。
(評価)☆(5点満点) *DVD