鬼戦車T34(ZHAVORONOK)
監督 ニキータ・クリーヒン、レオニード・メナケル
出演 ヴヤチェスラフ・グレンコフ、ゲンナジー・ユフチン、ワレリー・ポゴレリツェフ
1942年ドイツの捕虜収容所では、ソ連のT34戦車を標的にした実験が行われていた。ある日の実験でイワン(グレンコフ)、ピョートル(ユフチン)、アリョーシャ(ポゴレリツェフ)らソ連軍捕虜とフランス兵捕虜ジャンの4人が標的のT34に搭乗することになったのだが・・・
主役はもちろんT34戦車。主人公たちが乗るのはチャリヤビンスクタイプの砲塔の車輌です。映画での登場は珍しいです。丸い二つの乗降口がミッキーマウスの耳みたいなのが有名。
左にはT34/85がいます。1942年にはいないハズですが、まあ構いません。
正面から。シンプルな形状がよくわかります。
ドイツ軍役でBTR152装甲車が登場。好きな車輌です。「将軍たちの夜」などにも出ています。
ドイツ軍の75ミリ対戦車砲かと思ったらフランスのシュナイダー75ミリ砲を改造した7.5センチPAK97/38でした(yawataさんより)。
この対空砲はソ連の57ミリ対空砲です(yawataさんより)。砲身が長いですね。
ドイツの街のシーンに謎の機関車みたいなのが登場します。農業用のトラクターでしょうか?
あまり車輌は出ません。この救急車はロシア製ですかね?
ヒロインはソ連の女性捕虜くらいしか出ませんが、ドイツ人の女の子がまあまあ可愛いのでパチリ(笑)。
SS将校のこの方はかなりキモい役です。仕事やる気ないし、ぬいぐるみ持ち歩いてるし謎です。ナチスの狂気を表してるのかな?
(寸評)
なんといってもT34戦車が主役です。珍しいチャリヤビンスク砲搭なのもポイント高いです。一見の価値がある作品だと思います!
(評価)☆☆☆★(5点満点) *DVD