鬼戦車T34(1964・ソ) | まなぶんの戦争映画辞典

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これまでに見た戦争映画について、戦車などの軍用車輌、ヒロインの写真で紹介していきます。また、ナチス役などの個性的な俳優についても紹介します。BD、DVD、VHSで保有している全ての戦争映画を掲載するのが目標。コメントお待ちしています!

鬼戦車T34(ZHAVORONOK)

 

監督 ニキータ・クリーヒン、レオニード・メナケル

出演 ヴヤチェスラフ・グレンコフ、ゲンナジー・ユフチン、ワレリー・ポゴレリツェフ

1942年ドイツの捕虜収容所では、ソ連のT34戦車を標的にした実験が行われていた。ある日の実験でイワン(グレンコフ)、ピョートル(ユフチン)、アリョーシャ(ポゴレリツェフ)らソ連軍捕虜とフランス兵捕虜ジャンの4人が標的のT34に搭乗することになったのだが・・・

主役はもちろんT34戦車。主人公たちが乗るのはチャリヤビンスクタイプの砲塔の車輌です。映画での登場は珍しいです。丸い二つの乗降口がミッキーマウスの耳みたいなのが有名。

左にはT34/85がいます。1942年にはいないハズですが、まあ構いません。

正面から。シンプルな形状がよくわかります。

ドイツ軍役でBTR152装甲車が登場。好きな車輌です。「将軍たちの夜」などにも出ています。

ドイツ軍の75ミリ対戦車砲かと思ったらフランスのシュナイダー75ミリ砲を改造した7.5センチPAK97/38でした(yawataさんより)。

この対空砲はソ連の57ミリ対空砲です(yawataさんより)。砲身が長いですね。

ドイツの街のシーンに謎の機関車みたいなのが登場します。農業用のトラクターでしょうか?

あまり車輌は出ません。この救急車はロシア製ですかね?

ヒロインはソ連の女性捕虜くらいしか出ませんが、ドイツ人の女の子がまあまあ可愛いのでパチリ(笑)。

SS将校のこの方はかなりキモい役です。仕事やる気ないし、ぬいぐるみ持ち歩いてるし謎です。ナチスの狂気を表してるのかな?

 

(寸評)

なんといってもT34戦車が主役です。珍しいチャリヤビンスク砲搭なのもポイント高いです。一見の価値がある作品だと思います!

(評価)☆☆☆★(5点満点)   *DVD