戦場のピアニスト(2002・仏、独、波、英) | まなぶんの戦争映画辞典

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これまでに見た戦争映画について、戦車などの軍用車輌、ヒロインの写真で紹介していきます。また、ナチス役などの個性的な俳優についても紹介します。BD、DVD、VHSで保有している全ての戦争映画を掲載するのが目標。コメントお待ちしています!

戦場のピアニスト(The Pianist)

 

監督 ロマン・ポランスキー

出演 エイドリアン・ブロディ、トーマス・クレッチマン、エミリア・フォックス、ミハウ・ジェブロフスキー、エド・ストッパード、モーリン・リップマン、フランク・フィンレイ

ポーランドのピアニスト、ウワディスラフ・シュピルマンの戦争中の厳しい生活、生き延びるまでの五年半が描かれます。ナチスのポーランド進攻、家族の収容所への移送、ゲットーでの生活とゲットー蜂起。ワルシャワ蜂起と廃墟での生活。ボーゼンフェルト大尉の支援からソ連軍による解放までです。

戦車はワルシャワ制圧シーンに3号N型が登場。改造車輌と思われますが、素晴らしい再現度です。

同じシーンにOT810ハーフトラック。上部の装甲板を取り外して本物のsdkfz251に見せています。いやー素晴らしい。

定番ですがキューベルワーゲンもしっかり登場。

本物のオペルブリッツもチラリとですが姿を見せてくれます。

こちらはポーランド解放時に登場したトラック。ソ連製のZISです。

ヒロインはドロタ役のエミリア・フォックスとヤニナ役のルース・プラットが出ますが、ここは私の趣味でルースの写真を。キツそうな表情がステキ(笑)。エミリアもキレイな方です。

悪いドイツ軍はワルシャワゲットー蜂起鎮圧軍の司令官のシュトロープSS少将(左から2番目)。このシーン、残っている記録写真とそっくりに撮影されています。

いいドイツ軍はボーゼンフェルト大尉役のトーマス・クレッチマン。最近のドイツ軍役者は彼(ハンサム)とクリスチャン・ベルケル(ハゲ(笑))が双璧かな。「スターリングラード」「ヒトラー最後の12日間」「ワルキューレ」などに出演。

廃墟のワルシャワにシュピルマンが出てくるシーン。厳しすぎる光景。戦争はやはりいけません。

 

(寸評)

アカデミー賞7部門ノミネート、3部門受賞となった名作です。ポランスキー渾身の力作ですので必見かと。

(評価)☆☆☆☆(5点満点)  *DVD