若き獅子たち(THE YOUNG LIONS)
監督 エドワード・ドミトリク
出演 マーロン・ブランド、モンゴメリー・クリフト、ディーン・マーティン、バーバラ・ラッシュ、マクシミリアン・シェル、ホープ・ラング、メイ・ブリット
1940年ドイツ軍はフランスに進攻。クリスチャン大尉(ブランド)は上官のハーデンバーグ大尉(シェル)とともにパリに進駐するが、パリでの生活の中でナチスのやり方に反感を持ち始める。アメリカではブロードウェイ歌手のマイケル(マーティン)はユダヤ系のノア(クリフト)と知り合い意気投合。共に入隊しヨーロッパ戦線に向かうことになるが・・・
パリ進駐のシーンのドイツ軍車輌。真ん中の大きい車輌はラフリーS15T。フランスのマイナー車輌で戦争映画の出演は珍しいです。他にキューベルワーゲンやホルヒのスタッフカーなど盛りだくさん。良いシーンです。
こちらはクリスチャンたちが乗ってきたラフリーV15T。
シュビムワーゲンもチラリと登場。カモフラージュやりすぎ(笑)。
こちらの救急車は車種不明。なぜかimcdbに載っておらず。
オペルブリッツもしっかり登場してくれます。本物です。
アフリカ戦線でウィリスジープを使用しているドイツ軍。捕獲車輌ですかね。
連合軍車輌はシボレーCMPトラックなどがやられ役で登場。クリスチャンたちの部隊にボコボコにされます。
M3ハーフトラックもボコボコに。
後半のユダヤ人収容所解放シーンにはダッジWC56が。他にGMCトラックも出ます。
ヒロインは主に三人。マイケル(マーティン)とマーガレット(ラッシュ)。いかにもアメリカ女という感じ。他の出演作は「都会のジャングル」など。
クリスチャン(ブランド)とグレッチェン(ブリット)。怪しい魅力ありすぎます。グレッチェンはハーデンバーグ大尉の嫁さんでクリスチャンは不倫なんですが、上官の嫁さんとか危険すぎます。他の出演作は「追撃機」「戦争と平和」など。
ノア(クリフト)とホープ(ラング)。清楚系の美女ですねぇ。かわいすぎます。他に「大戦争」「狼よさらば」などに出演。皆さんはどなたがお好みでしょうか?
クリスチャンの上官ハーデンバーグ大尉役で若い頃のマクシミリアン・シェルが登場。ニュールンベルグ裁判でオスカーを取る3年前です。
ノアをいびるリケット軍曹役で若き日のリー・ヴァン・クリーフも登場。「夕陽のガンマン」の7年前、サントリーオールドのCMの27年前です(古すぎるか)。
(寸評)
クリスチャンとアメリカ人二人の2つの物語が別々に語られ、最後に繋がるというストーリー。戦闘シーンは少な目ですが、車輌が色々出てくるのが嬉しいです。あとは美女を見るための映画かも(笑)。
(評価)☆☆☆★(5点満点) *DVD
(双葉)☆☆☆★(4点満点) ※一つの映画の中に二つの映画があるみたい→たしかに米独の登場人物は最後の一瞬しか出会いませんね。