空中大脱走(1973・米) | まなぶんの戦争映画辞典

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これまでに見た戦争映画について、戦車などの軍用車輌、ヒロインの写真で紹介していきます。また、ナチス役などの個性的な俳優についても紹介します。BD、DVD、VHSで保有している全ての戦争映画を掲載するのが目標。コメントお待ちしています!

空中大脱走(Escape of the Birdmen)

 

監督 フィリップ・リーコック

出演 ダグ・マクルーア、チャック・コナーズ、リチャード・ベースハート、トム・スケリット、ルネ・オーベルジョノワ

OSS少佐のハリー・クック(マクルーア)はドイツ軍の収容所に囚われている核物理学者のプレビック(オーベルジョノア)を救出するが、脱走の途中で捕まってしまう。2人が連れて行かれたのはベックスタット収容所で、スイスから15キロのところにあるが、周囲は断崖絶壁で脱走は不可能と思われたが・・・

これがベックスタット収容所。絵ですね(笑)。ハマーフィルムとかのドラキュラ城みたい。

収容所モノなので戦車とか出ないしソフトスキン車輌も少なめ。これはハリーたちが収容所に到着したときの車輌。特徴的なグリルはフェノーメンっぽいですね。

こちらは終盤にゲシュタポが乗ってきた車輌です。imcdbにないので車種は不明。

これはダッジですね。そのままでドイツ軍役はかなり違和感が(笑)。

GMCトラックまでドイツ軍役で登場しちゃいます。かなりテキトー(笑)。

お!ハンバーの装甲車が出た!と思ったら「テレマークの要塞」の使い回し映像でした。しかも画質が悪すぎ。他に「魚雷特急」の映像も使い回されています。

脱走用の手作り飛行機。夢がありますね。

収容所長シラー大佐役のリチャード・ベースハート(右)。憎めない好人物として描かれます。「原子力潜水艦シービュー号」のネルソン提督役で有名ですね。

主役の三人。左からハリー、プレヴィック、モーガン(コナーズ)。プレヴィックを演じたオーベルジョノアは後にスタートレックDS9のオドー役で有名になります。

ラストシーン。「自由は心の中に」この歌好きで時々つい口ずさんじゃいます。

 

(寸評)

低予算なんですが、脚本が素晴らしく何度見ても泣ける作品です。未見の方にはオススメです。

(評価)☆☆☆☆(5点満点)  *DVD

(双葉)☆☆★★★(4点満点) ※監督さんは失速墜落でした。→きびしー、面白いのに。