「アマチュアにできない量」をやる(都築響一『圏外編集者』を読んで) | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」

こういう変わった視点を持つ人がいること自体がなんだか心強い。

 

何より印象的だったのは、都築さんが「好きなこと」をやっているうちに、「なりゆき」で編集者になったこと。やはり「好きなこと」は数珠つなぎで「好きなこと」を引き寄せるのだろう。

 

他にも、「企画会議の弊害」についての話、「習う暇があったら作れ」的な考え方など、共感することが多かった。「アマチュアにできないこと」ではなく、「アマチュアにできない量」をやる、というのは金言。

 

自分のやっていることに自信が持てない時、勇気が欲しい時に読みたい本。