センス炸裂!焼きそばパン | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」

今年も6日が過ぎようとしておりますが、ここらで去年の思い出話をひとつ。

 

去年は、友人がやっているクラフトビールの店「ヤギサワバル」の、イベント出店を何度かお手伝いしました。

 

そこで、ある女性と一緒にお手伝いした時のことが、とても印象に残っています。

 

その女性は、あの有名レシピサイト「クックパッド」に、たくさんの魅力的な料理を投稿し、大人気を博している「カリスマ主婦」なのです。

 

さて、ヤギサワバルの主力はもちろんクラフトビールなのですが、当日は一緒に鹿肉サンドも販売していました。その女性は、この鹿肉サンドの販売を担当してくれました。

 

 

お昼になるとお客さんが殺到するので、その前に僕はぷらりと会場を散策。ついでに、みんなのぶんの焼きそばも買って戻りました。

 

おなかが空いていた僕はすぐにその焼きそばを平らげたのですが、そのカリスマ主婦はずっとその焼きそばを置いたまま。

 

「どうぞ、お手すきの時に食べてくださいね」

 

「あ、ありがとうございます〜。後でいただきますね」

 

そして忙しさのピークが過ぎて、

 

「いやー、お疲れさんでしたー」

 

などと言っていると、そのカリスマ主婦が、

 

「こんなの作ってみましたので、よかったら食べてください〜」

 

とのこと。

 

ふと脇のテーブルを見てみると、なんと!

 

 

 

「天才かよ!!!!」

 

鹿肉サンドに使っていたパンと、僕が買ってきた焼きそばをミックスさせて、焼きそばパンを完成させていたのです!

 

いやー、やっぱりカリスマはダテじゃない。これがセンスというやつでしょうか。

 

この時は本当に感動して、いろんな人にこのエピソードを話した気がします。

 

今年もこんな感動に何度か出会えたらいいなあと思う、2019年の6日目でした。