地域づくり情報誌『かがり火』179号が発刊されました。
僭越ながら、連続対談「そんな生き方あったんや!」
を担当させていただいております。
今回のゲストは、丹波篠山の窯元
「大雅工房」の陶芸作家、土師夕貴子さん。
「土師」は「土師器」の名で知られるように、
古代より焼き物づくりを生業としてきた一族。
祖先をたどると、日本書紀に登場する
野見宿禰(のみのすくね)にまで行き着くそう。
野見宿禰は、
王の墓に家来を生き埋めにする慣習の代わりに、
埴輪を作って埋めることを提案した人。
手塚治虫の『火の鳥』で
ご存知の方も多いかもしれません。
その末裔である(かもしれない)彼女を、
ご先祖さまが陶芸の道へと導いたのでしょうか?
土師さんが陶芸作家になった経緯を伺いました。
今号も、地域づくりに役立ちそうな事例や、
面白い人たちがたくさん紹介されています。
下記はその一部。
■エネルギーの地産地消都市を目指す福岡県みやま市の取り組み。みやま市長・西原親さん、みやまスマートエネルギー株式会社・磯部達さん
■「山びと」の世界を小説でよみがえらせる宇江敏香勝さん
■お金を追いかけない。有機農業に取り組む、ときのこや(埼玉県ときがわ町)の新規就農者たち
■100円玉1個でおなかいっぱい食べられる「こども食堂を運営する」近藤博子さん
■震災から7年。飯館牛の血統を新天地・山武市で守り続ける畜産農家、小林将男さん
■全ての人に義務教育を!夜間中学42年、自主夜間中学15年の熱血先生、見城慶和さん
■連載エッセー『古典を読む』内山節
基本的に年間購読になっていますが、
気になる記事があったら、ぜひ読んでみてくださいね。
地域づくりは面白い。
地域を学び、地域で遊ぶためのヒューマンネットワークマガジン『かがり火』