ウチの観葉植物「オーガスタ」の葉が、
ものすごく巨大化している。
いちばん新しくできたこの葉は、
他の葉と比べてとんでもなくデカい。
なぜこうなったのか
いろいろ考えてみたら、
ひとつ思い当たるフシがある。
ウチには手作りの小さな神棚があって、
毎朝水をかえて供えている。
で、その水をかえる時に、
きのうのぶんの水を、
オーガスタの水やりに使っていたのだ。
ここから導き出される結論はひとつ。
「オーガスタの神木化」である。
ちなみに神棚に祀っているのは、
近所の富士塚にある冨士神社、
通称「お冨士さん」である。
つまりその「お冨士さん」の霊力が、
水をとおしてオーガスタを
神木化させているというわけだ。
「観葉植物の神木化」など
これまで聞いたこともないが、
「現実は小説よりも奇なり」という言葉もある。
目の前で起こっている事実を
否定することはできない。
ちなみに参拝はまだ受け付けていないので、
突然の訪問はご遠慮くださいませ。
しかしこのまま巨大化して
「神木」の噂が広まってしまったら、
さすがに「一人で独占」というわけにもいくまい。
近いうちにしめ縄でも買いに行くか……。