大阪の実家に荷物を送る際に、
ちょっとしたお菓子も入れようと、
近所のお菓子屋さんに行った。
このお店の商品は自家製なので、
お土産的なものを買うにはちょうどいい。
そこで、先日食べておいしかった
スタンダードなおかきを購入。
だがせっかく東京から送るのだから、
もうちょっとめずらしいものも入れたい。
というわけで、中が空洞になった、
ちょっと風船っぽいビジュアルの
お菓子も一緒に買った。
なかなかいい選択だったな、と思いつつ、
そのお菓子をもう一度見てみると、
なんと作っている場所は「京都」。
自家製以外の商品も売っていたのか。
それはそれで全然かまわないのだが、
そのお菓子の流れを考えると
ちょっと複雑だ。
京都で作られたお菓子が、
東京で販売されて、
大阪に送られる。
俺よりよっぽど旅してるじゃないか。
僕も次に生まれてくるときには、
京都で作られたお菓子になるのも、
「悪くない」と思った。