『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』 | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」

水曜ドラマ

『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』が

いつのまにか最終回を迎えてしまった。

 

なんだかあまり話題にならなかった気がするが、

僕の中では『逃げ恥』より評価が高い。

 

『地味にスゴイ!』も『逃げ恥』も、

内容的にはどちらも「マンガ的」なのだが、

『地味にスゴイ!』の方がグッとくるものがあった。

 

つまり、人間がより切実に

描かれていたような気がする。

 

このドラマを見て僕が一番変わったのは、

菅田将暉君へのイメージだ。

 

たまたま情熱大陸で見た時には

全く魅力を感じなかったのだが(笑)、

実にいい役者じゃないか。

 

売れっ子な理由がよく分かった。

 

誤解を恐れずに言えば、

彼はいい意味で「ガランドウ」なのだ。

 

「ギャランドゥ」ではない(笑)。

 

憑依型とはまた違うのだと思うが、

その役を心の中に取り込めるような

ココロの空洞を持っている、

とでも言うのだろうか。

 

こういう人は生きる上では

なかなか大変だと思うのだが、

役者としてはじつにいい器だと思う。

 

そう思うと、

情熱大陸でのプライベートの姿は、

なるほど、と思えてくる。

 

石原さとみはもともと好きなので

言うまでもないのだが(笑)、

菅田君にもこれから注目したいと思う。

 

 

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