野草とご近所さん | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
箱根で小さな花瓶を買ってから、
野草を部屋に飾るのが楽しい。

家の中でも季節を感じられるし、
道ばたに雑草的に生えてるやつを
摘んでくるのでお金もかからない。

ところでこのあいだ、
野生のアジサイを摘んで帰る途中に、
たまたまご近所のおばちゃんに会った。

その家では猫を飼っていて、
まるで狛犬のように、
門の両側に猫が座っている。

その猫がきっかけで、
通りがかりに話をするようになった。

あじさいのことを聞かれたので、

「野草を摘んで家に飾ってるんです(笑)」

と言うと、

「じゃあウチの庭のも摘んでいって~」

と言うので、
ありがたくいただいてきた。

しかも立派な薔薇まで
ハサミで切ってくれようとするので、

「いやいや、そんな立派なものはいただけません!」

と断ったのだが、

「いいのいいの、持って帰って~」

とおっしゃるので、
ありがたくいただいてきた。

都会ではキレイな野草を見つけるのも
実はなかなか大変で、
とってもありがたいプレゼントだった。

ご近所付き合いというのは
実にうれしいものだ。

それは田舎だろうが都会だろうが
まったく変わらない。

今度お菓子でも持ってくか……(笑)














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