増えてるような気がする。
パッと浮かぶのが
「デート」
「家族ノカタチ」
あたりだが、
今期のアタリは「重版出来!」。
コメディータッチでありながら、
とにかく毎回アツイ。
先に挙げたドラマとも共通するが、
しっかり人間を描いているのがよい。
もっと正確に言えば、
「人間の弱さ」を描いているのがよい。
「すべての人は幸せになりたい」
「人間は弱い生き物である」
これは僕が物事を考える時に
必ず出発点になっている言葉だが、
同じものを背景に感じるドラマには
やはり惹かれるものがある。
主演は黒木華で、
彼女の成長をベースにしながらも、
その回ごとに違う誰かの人生に
スポットライトが当てられる。
ここに、
「主演が黒木華」という
配役の妙がある。
彼女はこれまで「名脇役」として
知られてきた人だけに、
他の登場人物の魅力を
引き立たせるのが実にうまい。
彼女自身が魅力的な登場人物だが、
それでいて前に出過ぎない。
「主役」しながら「脇役」もやる。
確かにこれができる人は
そうそういないような気がする。
まあそれはそれとして、
ドラマのストーリーが良いのは
言うまでもない。
僕は恥ずかしながら、
毎回「半号泣」しながら見ている。
バカにされるのは百も承知で
前の会社の先輩にこのことを話すと、
案の定バカにされた(笑)
「浅いな~。お前は本当に浅い。
でも俺もそうだけど、
歳とるとどんどん浅くなってくんだよ。
若い時ってすぐ深いこと言ったり
考えたりしようとすんだろ。
今はほんとに浅いからなー。
それはいいことなんだよ」
もちろんこれは
世の中で言われてることの逆を
面白がって言ってる面があるのだが、
けっこうそこに本当のことが
あったりもする。
うーん、そうかもしんない。

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