いや、夢から覚めて、
その夢の恐ろしさに気づいた。
夢の中で僕は、愚かにも、
あの漫画『グラップラー刃牙』シリーズの
「範馬刃牙」と「範馬勇次郎」が参加している
格闘大会に参加しているのだ。
彼らの強さについては
ぜひ漫画を読んでいただきたいが、
例えば「範馬勇次郎」については、
「軍隊の一つや二つを
単身で壊滅する戦闘能力」を持ち、
「確実に殺せるとしたら、
砂漠など周囲に誰一人といない場所を
単独旅行しているところに核爆弾を落とすぐらい」
と日本の首脳陣らが評し、
アメリカ大統領さえも恐れる
「地上最強の生物」(ウィキペディアより)
と言えば少しはご理解いただけるだろうか。
そしてその息子である「範馬刃牙」も
それに匹敵する戦闘力を誇る。
僕などがやり合えば
瞬殺されることは
火を見るより明らかだ。
ちなみにその格闘大会は
寝技オンリーの闘い。
そしてなぜか、
リングのいたるところに
「うんこ」が置かれている。
そしてどうやら
その「うんこ」の使い方が
勝敗を決するようなのだ。
僕は範馬勇次郎の横で
先に行なわれている試合を観ていたのだが、
その試合を観ながら勇次郎は、
「あいつらはうんこの
本当の使い方を判っちゃいない」
と言わんばかりに
豪快な笑みを浮かべていた。
そこで目が覚めたからよかったが、
そのまま戦っていたらと思うと
背筋が凍る思いだ。
命の大切さを改めて噛みしめた、
3月5日の朝であった。

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