何でほんまに履いてないねん!! | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
あけましておめでとうございます。

今回の正月も例年通り大阪に帰省し、
あいかわらずの家族の姿を確認してきました。



大晦日の日。

年明けの初詣の話になると、

「そやそや、絵馬を返しとかんとあかんな」

と言って、
親父が去年の絵馬を出してきた。





「ちなみに願い事は何て書いてんの?」

と絵馬の裏面を見せてもらうと、
これ以上ないお約束通りの
願いが記入されていた。





この点うちの家族は
絶対に期待を裏切らない。



年も明けて、元日の夜。

僕が風呂から上がって
パンツ一丁でリビングに現れると、

「あんた、お腹えらいことになってるで!」

とオカンから的確な指摘をされた。

もうこの件については一切弁解の余地がない。

である以上、開き直るしかない。

「そうやろ。
 おかげで「とにかく元気な安村」
 のネタできるようになったでー。
 安心してください。……履いてますよ!!」

と披露すると、

「ほんまにできてるなー!!」

とオカンと弟から感嘆の声があがった。

すると親父が何を思ったか、

「ちゃうちゃう。
 ワシがやったるわ」

と言って立ち上がってきたので、
僕は場所をゆずった。

しかし親父は普通にパジャマを着たまま。

その格好で一体なにする気なんや?
と思っていると、さっそくネタを開始した。

「安心してください」

と言うやいなや、
パジャマのズボンを一気に下ろした。

「履いてませんよ!」

本当に履いていなかった。

誰も見たくない「イ○モツ」が、
ズボンを下ろした勢いのまま
プラプラと上下に揺れていた。

「何でほんまに履いてないねん!!」

ウチの杉原家が
杉原千畝の子孫でないことが
改めて明らかになった瞬間だった。

ことしもよろしくお願いいたします。


にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村