へんぼり堂で「こんにゃく・うどん・おやき」づくり | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
東京本土唯一の村、
檜原村にある「へんぼり堂」で、

「【日帰り特訓!】おばあちゃんと村っ子の
 村の暮らしの知恵ワークショップ祭り!」

に参加してきた。

内容は、村の“名人”ヒロ子さんから
「こんにゃくづくり・うどん打ち・おやきづくり」
を教わるというもの。

ほとんどが初対面の人たちだったが、
わきあいあいと楽しい時間を過ごせた。



こんにゃく芋を水の中ですりおろして、
釜でひたすら茹で続ける。
薪で火を起こすのはいくつになっても楽しい。



焦げつかないように混ぜつづける。
このサングラスは煙よけのために借りたもので、
ぼくのファッションではない(笑)



お湯が沸騰してから30分。
思った以上に固くなってびっくり。
さしみこんにゃくとしていただいたが、
臭みもなくてとっても美味!



そうしている間にもいつのまにか
うどん打ちが始まっていてまたびっくり(笑)
ヒロ子ばあちゃんの段取りが良すぎて、
みんな必死でついていく状態(笑)



大根おろしのつゆと
味噌煮込みうどんでいただいた。
素人ゆえのコシの強さのまばらさが、
いい意味でアクセントに。



うどんを食べ終わったらすぐに
おやきづくりへ移行。
60個以上を一気に焼き上げた。
あまったぶんはお土産に。



立教の学生さんたちが
近くで大豆の収穫をするということで、
一緒にお手伝い。



葉っぱをとって外に干す。
それぞれ味噌、きなこ、来年用の種に。



持ち帰ったこんにゃくも、
さっそくさしみこんにゃくとしていただいた。
なんとも贅沢な食卓になった。


別れ際、ヒロ子さんが

「周りの人にも教えてあげて、
 ずっとずっと作り続けてください」

と言っていたのが印象的だった。

もう80歳だそうだが、
全くそう感じさせないハツラツさ。

確かに学ばせていただきやした!

へんぼり堂については、
内山節編著『半市場経済』(角川新書)
第三章で書かせていただいたので、
興味のある方はぜひそちらもご一読を(宣伝)。


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