「日本の苗字5000傑」 | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
亀有の商店街を歩いていると、
文具屋さんでよく見る、
印鑑の棚が立っていた。

こんなやつ
  ↓


(ハン六ホームページより)


それ自体は別に
めずらしくもなんともないのだが、
そこに書かれているコピーの秀逸さに、
思わず二度見してしまった。


「日本の苗字5000傑」


5000傑って多いな!
みんな傑出しまくりじゃないか。

確かに、

「俺も5000傑の一人」

だと思うと、
なんかいい気分だ。

いい印鑑のひとつも
持っておいたほうがよい気がしてくる。

なにしろ「5000」傑だから、
まあ大抵の人は含まれているだろう。

しかしこうやって見てみると、
「傑」というのはすごい漢字だ。

居酒屋に行っても、

「4名様ご来店です~」

ではなく、

「4傑様ご来店です~」

と言われれば、
なんだかすげー奴らが来た感が出る。

梁山泊的な気分が味わえそうだ。

もうこれからは
「何人」というのを廃止して、
「何傑」で統一すればよいのではないか。

「ウチの社員は300傑です」。

すごい精鋭感だ。

しかし、

「オレん家は5傑家族」。

は、なんか変だ。

このあたりはまだまだ
研究の余地がありそうだ。


にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村