以前から「槇原敬之に似てる」と言われて久しいが、
最近それが加速しつつあるように思えてならない。
これまではなんだかんだ言っても、
「杉原さん、槇原敬之に似てますね(笑)」
と言われるにすぎなかった。
しかしこの間などは、いきなり
「槇原さん」と呼ばれてしまったのだ。
小心者のぼくに「いや、杉原です」と
訂正などできようはずがない。
これは由々しき事態である。
「杉原は槇原に似てる」
というレベルから、
「あいつは槇原」
というレベルに移行してしまったのだ。
なんてことだ。
思い当たるふしがないこともない。
ぼくの「槇原に似てるポイント」に、
適当にのばしたアゴヒゲがある。
これの濃さが槇原化に
拍車をかけていると思われるのだが、
ぼくが「槇原さん」と呼ばれたのは
木曜日のことだったのだ。
どういうことか。
ぼくはだいたい月曜日にヒゲを剃り、
一週間ほったらかしにしている。
つまり木曜日はけっこう
アゴヒゲが伸びている時期であり、
つまり「槇原化」がより
進行している時期なのである。
要するに
週の前半は「杉原」だが、
週の後半は「槇原」なのだ。
こうなったらもう
このアゴヒゲをやめるしかないだろう。
これ以上の「槇原化」は
なんとしても阻止しなければならない。
ぼくはあくまで
「槇原」ではなく「杉原」なのだ。
そう、
どんなときも、どんなときも、
ぼくがぼくらしくあるために。

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