すっかり市民権を得た感のある
「鉄オタ」という言葉。
しかしこの「鉄オタ」のおかげで
ものすごく迷惑をこうむっている
人たちがいる。
鉄道会社の人のことではない。
「鉄道」ではなく
「鉄」そのものを愛する、
「鉄オタク」の人たちだ。
彼らはもはや
「鉄オタ」という略称を
使えなくなってしまったのだ。
普通に「鉄オタクです」
と自己紹介してしまった日には、
「へー、鉄道オタクなんだ。
しかも『鉄オタ』って言わずに
あえて『鉄オタク』って言うところに
へんなプライド感じてウザッ」
などとあらぬ誤解を受けてしまうこと必至だ。
もちろんこれは誰の責任でもない。
しかし「鉄オタク」を苦しめている
この状況をこのまま放っておいてよいものか。
ぼくは放っておいてよいと思っている。

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