伝統へのこだわり | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
先日、兄夫婦に次男が誕生した。

とてもめでたい。

ところで僕らは三人兄弟で、
三人とも名前は漢字ひと文字だ。

だから兄は長男が生まれたとき、
その伝統(?)を受け継ぐと言って
子どもの名前を漢字ひと文字にした。

そこにはかなりの
こだわりを見せていたので、

「やっぱり次男も名前は
 漢字ひと文字にしたん?」

と聞くと、意外にも
漢字ふた文字の名前にしたと言う。

「え、伝統やったんちゃうの!?」

と聞くと、

「まあ別にいいんちゃうか」

とのことである。

長い伝統をつなぐのは難しいが、
短い伝統をつなぐのはなお難しい。