今日も朝から雪が降っている。
前回の大雪のときは、
久々に足をすべらせて転んでしまった。
しかし不思議なことに、
どうも年を経るにつれて、
転び方がうまくなってきている気がする。
僕が転ぶときに最も恐れるのは、
手をつこうとして骨折することである。
その恐怖のイメージがあるせいか、
手をつかずに体全体で地面に転ぶようになった。
こうすると、傍目からは
派手に転んでいるように見えるが、
本人は全く無傷なのである。
しかも大げさに転んだ反動で、
そのまますぐに起き上がれる。
起き上がりこぼしの要領である。
数ヶ月前には、両手がふさがった状態
(しかも片方はノートパソコン)で、
台車に飛び乗ったら見事に転んでしまった。
しかし自分では全く意識しないうちに、
いつのまにか立ち上がっていた。
もちろんノートパソコンも無事である。
学校のキャンパスでのことだったので
周りの学生たちからは注目されてしまって
ちょっと恥ずかしかったが。
長生きはするものだ。