壁紙紅白を見ていたときの オカンの暴言についてはきのう書いたが、 親父もそうとうボケていた。 「ゲゲゲの鬼太郎」を歌う熊倉一雄さんの後ろで、 着ぐるみの妖怪たちが踊っている場面だった。 親父「壁紙出とるやん。」 家族「…… 壁紙?」 僕「壁紙…。もしかして、ぬりかべ?」 親父「そうそう、ぬりかべ。」 いくら間違えるにしても、 「壁紙」はないだろう。 しかも、着ぐるみの妖怪たちの中に、 ぬりかべはいなかった。 いったいどれを見てそう思ったのか。 もはや、追求するまい。