実家に帰るたびに、
親父とオカンのボケトークに
翻弄されるのが恒例になっている。
今年は特に非倫理的な発言が目白押しだった。
全部を書くと社会的に問題があるので、
ここではそのごく一部の紹介にとどめておく。
●親父篇
初詣の帰り、親父とオカンと僕の3人で歩道を歩いていた。
そして小さな横断歩道の前にさしかかったときだった。
親父「ここを車で走っとるやろ、
ほんならな、この横断歩道で子供が夜中に
信号のボタン押して渡りよるねん。」
僕「……? 押しボタン式の信号やから、
押して渡らなあかんのちゃうん?」
親父「こんなもんピュッと行ったらええんや。
幅狭いねんから。」
僕「……。」
●オカン篇
大晦日、家族みんなで紅白を見ていたら、
渡部陽一さんが出ていて、彼の話題になった。
オカン「しかしこの人のおかげで、
いろいろ知れて良かったんちゃう?
戦争のこととか、知る機会ないもんな。」
僕「まぁ、そやなぁ。
しかし今年こんな当たり年やったから、
来年戦場なんか行ったらヤバイんちゃう?」
オカン「そういや昔、戦争見に行って
殺された若い子とかおったもんな。
あんなもん何も知らんと行って、
殺されたりしたら最悪やで。
…まぁ私らにとったら笑い話やけどなぁ。」
家族全員「笑い話ちゃうよ!!!」
本当に笑い話ではない。
きっとオカンは、
「私たちの家族の中で、
戦場に行きそうな人はいないから安心だ」
というようなことを伝えたかったのが、
言葉の選び方を間違えたのだろう。
とにかく、このような環境の中で、
まっすぐ育った僕をほめてほしい。
この他にも大量のボケトークが
展開されているわけだが、
自主規制しながらおいおい紹介していこう。