俺は農村へ行くさ | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」という曲がある。

「はぁ~テレビもねぇ、ラジオもねぇ」
というアレである。

1984年発表だというから、僕が9歳の頃だ。

この曲は、主人公が田舎から
憧れの東京へ出るという歌である。

しかし最近では時代も大きく変わって、
むしろ「都市の若者が田舎に憧れる」
というような雰囲気になりつつある。

じゃあ「俺ら東京さ行ぐだ」の
逆バージョンを作ったらどんな感じになるのか?

というわけで「俺ら東京さ行ぐだ」の替え歌、
「俺は農村へ行くさ」というのを作ってみた。

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「俺は農村へ行くさ」

♪~
ハァ
緑もねぇ 川もねぇ
軽トラそれほど走ってねぇ
畑もねぇ 田んぼねぇ
山の手 毎日ぐーるぐる
朝起きて スーツ着て
二時間ちょっとの通勤路
会話もねぇ ゆとりねぇ
うつが一日一度来る
俺こんな街いやだ 俺こんな街いやだ
農村へ出るさ 農村へ出たなら
田んぼ耕し ブランド米を作るんだい!

ハァ
カエルいねぇ メダカいねぇ
生まれてこのかた 見たことねぇ
集会ねぇ 縁側ねぇ 
家に着いても 俺一人
同僚と 先輩と
企画書握って客拝む
祭りもねぇ 近所ねぇ
たまに来るのは ゲリラ雨
俺こんな街いやだ 俺こんな街いやだ
農村へ出るさ 農村へ出たなら
畑耕し 野菜はもちろん無農薬!

ハァ
気配がねぇ 表札ねぇ
隣に住むのは何者だ?
自転車は あるけれど
乗ってるとこを見たことねぇ
あいさつねぇ つきあいねぇ
たまに来るのは苦情だけ
安心ねぇ ある訳ねぇ
街に知り合い誰もいねぇ
俺こんな街いやだ 俺こんな街いやだ
農村へ出るさ 農村へ出たなら
山小屋建てて ご近所さんを誘うんだい! 

俺こんな街いやだ 俺こんな街いやだ
農村へ出るさ 農村へ出たなら
自給自足で 暮らすぜあとは嫁だけ!

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就農イベントのテーマソングなどに
どうかなーと思うがいかがだろうか(笑)