11月5日の日曜日、
シェルターフォーラムが終わったあと、
虎ノ門から駒沢大学へと向かった。目的はコレ。
「クリエイティブ経済、連帯経済および未来
ララ・デ・エインゼリン氏の講演会
~クリエイティブ経済で、未来は拓けるか?~」
「クリエイティブ経済」という言葉につい反応して、
内容もよくわからないままに参加してみた。
ところが会場に着いたら、
なんかみんな英語でしゃべってる!
大きな危機感を覚え、思わず受付の人に
「あの・・・英語わからなくても大丈夫ですか?」
と確認したら、大丈夫ですよ~とのこと。
ほっと胸をなでおろして空いている席に座った。
ブラジルから来たララさんは、
クリエイティブ経済の提唱者のひとり。
講演は英語だったが、通訳があったので助かった。
なんとなく覚えてるのは、こんなこと。
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日本の次に、日本人が多い国はブラジル。
持続可能性はもはや義務。
有形の資源は希少性が価値となる。
だから競争が起こる。
知識、文化、創造性は無限なので、
協力、連帯、ネットワークが生まれる。
20世紀は均一化へ向かった世紀。
21世紀は多様化へ向かう世紀。
ブラジル最大の精神病院を抱える街で、
それを逆手にとった「狂人フェスティバル」が行われた。
こんなことで、問題は解決する。
「目的」が21世紀のカギ。評判はコピーできない。
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これに続いて、地域通貨の研究者である
廣田裕之さんによる「連帯経済」についての講演もあった。
講演の後は英語で議論が行われたりで、
とっても新鮮な経験ができた。
(僕が何も発言しなかったのは言うまでもない)
そして面白かったのが、さいごのララさんの言葉。
「つながることが大事です。」
偶然にも、さっきまで参加してた
シェルターフォーラムと同じ結論に。
なんだか不思議な感じがした。
この「つながる」ということに関して、
ララさんはもうひとつ面白い話をしていた。
「私は年間14ヶ国を旅して、
しょっちゅう初めて会う人と会話します。
何も問題は起こりません。すべてうまくいきます。
でもテレビはいつも『気をつけろ!気をつけろ!』と言います。
そんなに恐れる必要があるのでしょうか。
私がたまたま運がいいのでしょうか。
それともテレビを消した方がいいのでしょうか。」
にゃるほどねー。
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