【映画】こつなぎ | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
先祖代々、村の自然と共に暮らしてきた
農民たちの平和が、ある日とつぜん奪われる。

伝統的な自然と人間との共生の営みが、
後からできた「国の法律」によって破壊されていく。

小さな集落で起きた大きな事件から、
「近代化とは何か」「国家とは何か」
を考えさせられる映画。

ぼくたちの毎日の生活は、
この事件の延長線上にあるということを、
いまあらためて確認しなくてはならない。


満足度
★★★★☆