息子介護―40息子のぐうたら介護録 | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
息子介護―40息子のぐうたら介護録/鈴木 宏康

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文章がかなりいいかげんで、
非常に主観的な物言いに見えるので、
最初はかなり抵抗があった。

しかし読み進めてながら、
著者の立場や苦労に共感するようになり、
「介護についてここまで本音で書いているのは、
かなりすごいことなんじゃないか?」
と思えるようになってくる。

介護を語る上で、絶対欠かすことのできない、
けれどもおおやけになかなか発言できない
介護者の視点がリアルに綴られている。

介護に携わり、苦労している人、
これからいろんな立場で介護に携わることになる人、
どちらの人もこれは読んで損はないと思う。


満足度
★★★☆☆


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