アサッテの人 | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
アサッテの人/諏訪 哲史



文字が大きめで、量もほどほど。読みやすい。

「ポンパ!」という言葉が気になって
どんどん読み進めていった。

最初の風景描写はちょとうんざりするが、
途中から、ユーモラスな文章に
どんどん引き込まれていく。

そして、最後の最後になって、心を揺さぶられた。

悲劇と喜劇はコインの裏表。

ユーモアの中に、
どうしようもなく胸をしめつけるような
人間の悲しみが描かれている。

好きな作品です。


満足度
★★★★☆


マナブはミュージシャンとしても活動してます。
(曲の試聴・購入はこちらから)

http://www.records.jp/cheerup/A0000059/index.html