中学受験をしないという選択 | 塾 岩出・紀の川で学習塾・進学塾をお探しのあなたへ

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■2023年度合格実績■
桐蔭5名向陽2名開智7名信愛3名那賀7名粉河5名北1名笠田1名市和1名羽衣1名近泉1名初橋8名浪商1名和高専1名
和歌山大1名立命館大1名関西大1名関西外大1名宝塚医療1名和県看1名野上1名
和大附中1名近大和中2名奈良智辯1名



おはようございます。

いつもありがとうございます。




中学受験がすっかり一般的に
なった和歌山ですが、
かつてはまったく違ったようです。



先日の智辯の説明会では
理事長先生が
こうおっしゃってました。



「今から50年、
和歌山県から私立学校
設立の要請を受けて、
智辯和歌山ができた。

しかし、当時、和歌山に
私立の進学校など
まったく受け入れられなかった。

ましてや、私立中高一貫校など」



今では、受験する、
しないという
選択肢が増えましたね。



そのため、「どちらがいいの?」という
相談も非常に増えてきました。

これはあくまでも私の考えですが、
どちらも良いと思います。



0か100でもなく、
二律背反でもなく、
どちらも一長一短、
メリットデメリットは
あるのでしょうね。



その上で、
ご家庭の教育方針や、理念、価値観、
子供さんの特性などを加味して
検討されることがいいように
私は思います。




では、
中学受験をしないメリットは何でしょう。

例えば、学校が近い
(当たり前か)

地元に友達ができる、いる。

運動や習い事など、受験勉強以外のことに時間をさける。

家族での旅行、体験、活動にも
余裕をもって時間を取れる、
などでしょうか。

受験勉強をしすぎて、
合格後にいわゆる
「燃え尽き症候群」に
なってしまう心配も
ありません。

また、受験勉強をしなくていいので、
「英語」をしっかり学習しておける
というメリットもあり
そうですね。

例えば小5で英検5級、
小6で4級
中1では3級レベルまで学習しておく。

ウチでは、こういうこともあります。

受験はしないけど、中学受験並みの
勉強はする、です。

いわゆるいいとこどりですね。

そのケースをご紹介しましょう。

「学力テスト」では、
綺麗に右肩あがりに
なっていますが、
ここまで綺麗にあがっていくのも
珍しいケースです。




和歌山の中学受験なら、
偏差値60近くあれば、
智辯和歌山以外なら
本人が望めば
十分に対応できるところです。



また、子供それぞれの特性も
見抜かなければなりません。

この子は、とても勉強する姿勢が
身についていきました。

また、「受け取る力」を
持っているように思います。

この「受け取る力」については
また後日といたしますが、

簡単に言い換えるとどうでしょう。
「素直さ」でしょうか。

スポーツに力を入れながら、
バランスを取りながら、勉強も
がんばってもらいました。

わかりやすい例では、
一般にテキストを1冊仕上げるところを
この子は2冊、3冊、
またプラスアルファに補助プリントを
課題としたり。

地元の中学へ進学し、
初めての中間テスト。

数学は100点でした。




大切なのは
中学受験をする、しない
どちらが正解かを選ぼうとするよりも、

選んだ方を全力で正解にする
これを子どもたちに伝えるのが、
いいように思います。