智辯和歌山でトップを獲ること | 塾 岩出・紀の川で学習塾・進学塾をお探しのあなたへ

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■2023年度合格実績■
桐蔭5名向陽2名開智7名信愛3名那賀7名粉河5名北1名笠田1名市和1名羽衣1名近泉1名初橋8名浪商1名和高専1名
和歌山大1名立命館大1名関西大1名関西外大1名宝塚医療1名和県看1名野上1名
和大附中1名近大和中2名奈良智辯1名


おはようございます。
いつもありがとうございます。



1学期の中間テストを終え、
子供たちの結果が返ってきます。



「点数上がったよ!」という
声が多くありました。


MAXは5教科で470点という子や
100点も非常にたくさんでました。

本当にそれぞれよく
頑張りました。

ただ、私たちは案外
「褒め」てなかったり
します。



絶対に子供たちには言いませんが、
1学期の中間テストは範囲も狭く、

数学は計算が中心だったり
と言う要因もあるからです。


それでと、お父さんお母さんの時代の
テストと比べると
難易度はうんと上がってますよ。


中1の最初の英語のテストは
みんな100点、というのは
昔の話です。



そんな中でも、
子供たちはボキャブラリーが少ないため
「塾で褒められた」と
表現しますが。




では、どんな反応を
するのでしょうか?




「100点とって偉いねえ」ではなく、

一番は「(私達が)驚き」「(私達が)喜び」
「(子供たちの)プロセス(努力)を認める」
です。



また、1位や順位、席次も
実はあまり言及しません。


テスト結果で席順を
決められたり、
クラス替えがあったり
というやり方も
あるようですが、
うちではそれはしません。

もちろん子供たちが
言ってきたら、
一緒に喜びますが。

なぜでしょうか?
それはあくまでも
小さな世界での
「他者との比較」に
すぎないからです。

それより「対自競争」を
意識させます。
つまり、
「ライバルは昨日の自分」
というやつですね。

ただ、生徒によっては
100点を意識させる
子もいます。
「100点狙えよ」と。

智辯和歌山中の子が
数学で100点を
とってきました。
数1Aで194点。
これはすごいですね。




和歌山で智辯といえば
「ああ、賢いんやね」と
言われそうですが、
決してそれだけではない、
苦難と努力の結果
だったからです。

 

また、中高一貫の中3では、
高校数学Ⅰ、Aです。
それは言うほどに
決して簡単ではありません。




その春、合格発表で大喜び。

ところが、入学してからの
勉強の大変さに、
ついていくのも必死です。

成績も下がり気味になり、
親御さんも心配し、
本人のやる気もダウン気味。

それでも、私には
いけるという確信
めいたものが
ありました。
それは、基本的に、
他者を責める
言い訳しない子
だったからです。

学校が、先生が、教え方が、悪い、
とか
プリントくれない、
教えてくれない、
難しい、スピードが・・・
などなどです。


そうしたものの見方、
考え方も
教えてきました。


「『主体変容』といって
変えられないものを責めるのじゃなく、
全ては自分だ、と
思い、行動を変えよう」と。


それに加えて個人レッスンの担任の先生は
智辯・国公立大卒の
非常に優秀な講師に担当してもらい、
勉強の仕方、取り組み方などを
細かく指導してもらいました。

こちらも、単に頭の良い先生
ではなく、

仕事でいうところの「PDCA」を秒速で回す
というやつですね。


また、勉強スタイルも今回変えました。

一言でいうと、
圧倒的量を増やしました。

平日も学校が終わればすぐに塾で勉強。

土日ももちろんテスト勉強会。

まなびやにいた時間も最も
長かった生徒の1人です。

そして結果を出してくれます。

順位は言及しませんが、
それでも
智辯でトップなら、およそ
同学年で和歌山ではトップクラスでしょう。

私は初めてプロセスを承認しました。

「がんばって、耐えて、続けたね」

解答用紙を見て、計算のあと、
やり直した跡などを見て、

「これが、がんばった証やね」

「100点にこだわり、
完璧を求めた結果やね」と。


長いトンネルを抜けて、
その子の満面の笑みを見たとき、
私も思わず泣きそうになったのは
いうまでもありません。

さあ、もう次
期末は目の前です。