努力の習慣づけ。小学生にどう働きかける? | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

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小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。

 

こんにちは、学びスタジオ®︎の奧川えつひろです。

 

努力の習慣化すれば、子どもの可能性は無限ですね。その、努力の習慣化について書きます。

 

❤︎四谷大塚の"全国統一小学生テスト"の理念

 

このテストは、ただ、偏差値、順位が出るテストではありません。出来た問題、出来なかった問題が詳しくフィードバックされます。

 

"全国統一小学生テスト"の理念は、

 

独立自尊の社会・世界に貢献できる人を育てることです。

 

テクニックを使って、要領よくテストを突破することではなく、

目的達成に向けて努力し、人間的に大きく成長することです。

 

本気になって努力すれば、

どんな夢・目標も実現できるという自信を与え、

学習への気持ちを固めて

努力を通じて大きく成長する機会を与えることです。

 

❤︎努力が習慣化するためのポイント

 

結果をほめるのではなく、

努力しているプロセスをほめます。

 

努力していることをほめる→

もっとほめられようと努力する→

よい結果が出て自信を持つ→

自分で目標設定できるようになる→

さらによい結果が出て努力する→

より高い目標設定ができる→

このように努力の習慣化につながっていきます。

 

❤︎ほめる時の4つポイント

 

❶すかさず

❷率直に

❸具体的に

❹伸ばしたい方向に

 

「長い時間勉強できるようになったね

毎日積み重ねてきて力がついたね」……

 

テストの点数の原因となる具体的な努力を

ほめてあげることで、

今後も努力することを決意します。

 

❤︎"アイメッセージ"でほめる

 

「私は嬉しい」

「お母さんは嬉しい」……

自分を主語にしてほめます。

 

「私の努力でお母さんを喜ばすことができたんだ」と感じます。

 

子どもは人のために努力するからこそ、

より頑張ることができるようになっていきます。

 

❤︎行動が変わったらすぐにほめる

 

心が変わり行動が変わる→

(すぐにほめる)→

勉強する→

成績が伸びる→

成功体験からもっと努力するようになります。

 

❤︎子どもを伸ばしきれない家庭

 

短所矯正型で、否定語をよく使い、叱責が多い

結果をほめる

〜しなさいと強制する

 

❤︎子どもを伸ばす家庭

 

前向きでほめる言葉が多い

原因(努力)をほめる

父母が率先垂範する

 

❤︎まとめ。努力の習慣化

 

四谷大塚の"全国統一小学生テスト"は、

年長から小学6年生まで無料で受けられるテストです。

結果も詳しくフィードバックされます。

 

また、四谷大塚の他のテスト

"週テスト"

"組分けテスト"

"合不合判定テスト"

も定期的に実施されますので、

 

子どもの努力をほめるきっかけ、

子どもを伸ばすきっかけ、

そして、

子どもの努力を習慣化するきっかけを与えてくれます。

 

テストに向けて、

結果だけにこだわり、

テクニックを使って要領よくテストを突破しようとするのではなく、

目的達成のために努力をすることをほめてあげ、

努力の過程を大切にすることで、

人間的に大きく成長することができると思います。

 

前回のブログで、

これからの時代は、

"何になりたいか"ではなく、

"どうありたいか"が大切になると書きましたが、

 

"どんな手段を使ってでもなりたいものになる"という"自分だけ良ければいい"という偏狭な心ではなく、

努力を通して"自分が正しいと思ったことをする"ことができる人間に成長して、社会で活躍、社会に貢献できる人間になってほしいと思います。

 

勉強は、偏狭な心ではなく、この心の広さを育てます。

そして、それは、

小学生の小さい努力の一歩一歩から作られていきます。