今日は、私の家庭菜園で、
秋冬の野菜に向けて、畝作りをしました。
土に触れて畝作りをしていると、地球からパワーをもらった感じがして、リフレッシュすることができました。
さて、
「自然に触れることはいいことだ」
これは誰もが実感していると思います。
自然体験は子どもたちにどんな良い変化をもたらすか書いてみます。
また、大人にとっても、
日常から離れて自然に触れるという体験は、
気持ちがリフレッシュしたり、自然のありがたみを再確認したりと、かけがえのない時間となります。
❤︎農業体験が教えるもの
"自然という、人間が完全にはコントロールできない環境の下で、仲間や指導者に支えられながら一緒に様々な課題や困難に立ち向かう中で、社会性は育成されていく"
自然の中にいると、
人間の非力さを考えさせられます。
便利な日常に慣れてしまっているので、非常に不便であり、
変化し続ける状況を敏感に察知して対応する能力が求められます。
❤︎農業体験で実感
家族や友人と協力したり、相談したりし、学んだり、それぞれが自分の役割を責任をもってこなすことの大切さを実感できます。
これらの経験が根づくと、日常生活でも、枝葉を伸ばし、やがて花や実を付けていきます。
❤︎自己肯定感がアップ
農業体験によって、
野菜が成長する期待感と
野菜を育てる難しさ、
そして、
それを自分たちで学び考えて、
実行できたことで得られる自信は、
"自己肯定感"をアップさせます。
自己肯定感が高い子どもは、
学ぶことに前向きです。
学力もアップしやすく、
学力がアップすると自己肯定感がさらに高まるという相関関係があります。
"農業体験"と"学力"
"自己肯定感"が橋渡し役となって、
しっかりと影響を与えていることがわかります。
❤︎農業体験の研究から
農研機構農村工学研究所が、
農業体験学習が子どもの意識・情感に及ぼす影響について、次のように分析しています。
「農村では、
農作業以外にも裏山にわき水を飲みに行ったり、
夕焼け空や星空を眺めたりといった都会ではできない農村ならではの自然の中での体験ができることから、
情緒安定の影響力が強く現れたと思われる。
田畑や周囲の景色をじっくり眺めたり、
草花を摘んだり、
生き物を捕まえたり、
川遊びをするといった行為も含めて体験学習を行うことで、
環境教育や、農村への興味、情緒安定等の多様な影響力の発揮につながるといえる。」
❤︎農業体験は情緒を安定させる
子どもの性格は、いろいろ
気持ちが不安定になりやすい子ども
繊細な子ども
周囲への気遣いから自分の感情を抑えてしまう子ども……
自然体験は、
大きな自然の中で自分の心を解放することで
気持ちも前向きになり、
情緒の安定します。
❤︎育てた野菜とスーパーの野菜
スーパーに売られている野菜しか見たことがないお子さんに、
不恰好な野菜、虫に食われた野菜は、食べられない不良品に映るかもしれません。
しかし、
実際に野菜がどのようにして育つのか、自分で育て、収穫し、
それらを食べてみて、
キレイな野菜と同じ味、それ以上にいい味がすることにきっと驚くでしょう。
❤︎収穫体験は食育に
また、
新鮮な野菜は、
野菜それぞれのにおいがぷんぷんします。
"新鮮な野菜は採れたてをそのまま食べるのが一番美味しい"と感じられます。
食べ物に対する興味も湧き、食育につながります。
❤︎洞察力、道徳感も芽生える
さらに、
"見た目"とは違う野菜の美味しは新鮮さを実感することから、
物事を"見た目だけで判断してはいけない"
という洞察力や道徳感も芽生えてくると思います。
❤︎土に触れることは、健康にもいい
人体は電気を通しやすく、
携帯やPCなどの電気製品に触れていると、
静電気が溜まりやすい状態になります。
その状態は、
体には良くない状態で、
例えば、有害な組織を退治する活性酸素が、暴走して、良い組織まで傷つけ、それが慢性の炎症を引き起こしたりします。
土をいじることで、
地面にある自由電子を体に取り込み、静電気が中和されます。
これをアーシングとか、グランディングといいます。
❤︎まとめ。農業体験は子どもに"生きる力"を与える
土触れ、野菜を育てることは、
情緒を安定させ、
自己肯定感をアップさせ、
道徳観を教え、
健康な体を作るのにもいいことが分かっています。
つまり、
"生きる力"を育てます。
私は、家庭菜園で野菜を育てていて、
そのことを実感しました。
今、私の塾では、
子どもたちが、
農業体験できるよう準備しています。
"自然に触れ"育てること、
"一緒に読んで考える"学びの姿勢を身につけること、
"自分で体を整える術"を身につけることで、
"生きる力"を育てていってほしいと思っています。
「子どもの好奇心を育てる」について、インタビューを受けました。