.
❤︎早い時期から取り組みたい、本を読むこと
.
読書は、頭を鍛える最高の訓練の一つです。
.
❤︎絵本を読み解く
.
幼稚園から小学校低学年の子どもには、親子で一緒に絵本を読み解く
.
絵本には必ず文章に関連した絵が描かれています。
.
まず、文章を読み、さらに絵も読みます。
.
❤︎文章を読み、絵を読む
.
絵を読むとはどういうことか。
描かれた絵には、作者の意図が込められています。
.
だから、
まず絵の中に何が描かれているのかを一つ残らず子どもに観察します。
.
次は描かれているモチーフについて、どんな色が使われているのか、絵の中のどの位置に描かれているのか、その大きさはどうなのかなど、絵の細部を読み解きます。
.
その上で絵と一体になっている文章をもう一度読みます。
.
♥何気ないと思っていた絵が意味を持つ
.
読みながら、絵の中に書かれているものの意味を子どもに質問します。
「どうして、これはここにあるの」
「なぜ、これにはこんな色が使われているの」
「もし、この絵にこれが描かれていなかったら、どう思う」……
.
このような質問が、
それまで何気なく眺めていた絵に対する興味が湧いてきます。
.
描かれているものすべてに意味があること、
絵と文章の間には関係性があること……
などに気づくようになるでしょう。
.
♥だんだんと絵がなくても情景が思い描けるようになる
.
こうした訓練を続けているうちに、
だんだんと絵がなくても、文章から情景を想像できるようになります。
.
そうなれば、文章を読んで、考える力がしっかりと養われれていきます。
.
♥まとめ。絵本の読み時は、考える土台
.
中学受験の算数の文章問題では、
文章を丁寧に読み、読んだ内容を図で表して解いていきますね。
まさに、絵本の読み解きは、算数の文章問題を考えるための練習にもなります。
.
さらに、子ども時代の読書は、
読書を習慣化させ、
読書の蓄積は、
大人になってからの意識や能力に大きく影響を与えることになります。
.