"オノマトペ"はパワフル!楽しい音で脳に力強く働きかけ、やる気をアップさせる! | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。

.

今日はクリスマスイブ「うきうき」
うさぎの鼻が「ぴくぴく」動いて、「めちゃくちゃ」かわいい
.
実際の音を真似た表現は、日常的に使っています。日本には数千語あるといわれます。
.
❤️日本語のオノマトペ表現の豊富さは世界一
.
"オノマトペ(onomatopée)"は「擬音語・擬態語」を意味するフランス語です。
.
日本語にはオノマトペの表現が多く、その理由は、動詞などの語彙が限られていることが一因です。
.
たとえば、英語では、"見る"は、see,look,watch,gaze,stare,glance……いろいろな単語が思い浮かびますが、日本語では、"見る"という1語だけです。
.
そこで、さまざまなニュアンスを伝えるためのオノマトペ(ぼんやり、まじまじ、じろじろ、きょろきょろ、ちらっと……)が発達しました。
.
❤️オノマトペでやる気アップ
.
学習を始める前にオノマトペを使って行動をシミュレーションすると、脳の線条体(やる気を司る部位)の活動が高まりやすくなることが明らかになりました。
.
たとえば、学習の前に「これからピーンと背筋を伸ばしてサッと机に向かい、うきうき、きらきらした気持ちで新しいことを学び、ばりばり問題を解きます。どんどん頭が良くなります。」
.
オノマトペを使うと、楽しくなりますね。
.
❤️オノマトペで効果が高まる
.
オノマトペは動作と一緒に言ったり、イメージを頭の中で思い浮かべたり、心をこめて言ったりすると、より効果が高まります。
.
たとえば、正解したとき、手で丸を作って、ニコニコして「ピンポン」と言われたら、すごく嬉しいですね。
.
また、音と動作を連動させることで、記憶が保持されやすくもなります。
.
❤️オノマトペで表現力を育てる
.
子どもに、たくさんオノマトペを使って話しかけてあげましょう。楽しいオノマトペは、子どもの感情が豊かにします。
.
また、子どもにもオノマトペを使うように促しましょう。オノマトペの音を頭の中で考えるだけでも、楽しくなります。そして、豊かな表現力を育ててほしいと思います。