子どもの"繰り返し"は、科学者と同じ頭の働き、ママへの愛着、好奇心が育っていく! | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

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小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。

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入れたり出したり。同じことを何度も繰り返ります。
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基本的に子どもは繰り返すことが好きです。
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最初は多分ドキドキしながら試しています。そして、1回できたら「あ、できた。またできた」と楽しくなってくるのでしょう。
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出して、入れて、また出してと繰り返しているうちに、「あ、音がする」など、いろいろなことに気がついていきます。
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同じ行動は、先を予測できるので、子どもは安心できます。安心して、次に起こることを楽しみに待つことができるます。でもそれも、とことん堪能すると飽きて、また次のことに興味を持ち始めます。
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子どもはいつもマイブームを持っています。
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❤️子どもは、繰り返す中で、仮説と実験を繰り返しています。
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子どもの行動の基本的なパターンは、"繰り返し"と"変化"です。
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大人から見れば、「さっきから同じことばかり」と見えたとしても、実は、その"繰り返し"の中で、少しずつ"変化"を発見しています。
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子どもが夢中になっているときは、科学者と同じような頭の働きが生じています。
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「こうしたらさっきと同じことが起こるんじゃないかな?」という仮説を立て、「実際やってみよう」と実験をしています。
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そのように、仮説を立てて実験するということをずっと繰り返しているわけです。
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❤️同じものを何度も指さすのはなぜですか?
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たとえば、図鑑のうさぎを見ているとき、
指さしは、「これなあに?」と聞いて、「うさぎだよ」と名前を教えてもらうだけが目的ではありません。
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うさぎを1つの話題にして、ママと気持ちを通わせたいという気持ちがあります。それを何回も繰り返します。
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リアクションとしては、「うさぎだよ」だけでなく、「お耳長いね」「何を食べると思う」「どれぐらい速く走れるのかな」など、話を発展させていくと、子どもの興味とママへの愛着が拡がると思います。
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❤️子どもの"繰り返し"は、好奇心
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子どもの繰り返しの行動は、科学者の行動です。
子どもが繰り返し聞くのは、ママと心を通わ、お話しすることで、愛着を強めたいからです。
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子どもの繰り返しをこの様な観点で考えると、優しい眼差しで子どもを見つめることができますね。
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そして、この"繰り返し"が好きは、子どもの好奇心を育てる助けになると思います!