"読書"と"読解“はちがう? でも、 “読書“と“読解"はいい関係! | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

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小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。


❤️「読書」と「読解」の違います

大きな可能性を秘めている読書ですが、国語の読解問題を解く力となると話は別です。読書と読解は違います。

❤️読書で大切なのは「主観的な力」

「読書」は、自分の好きなように解釈したり、主人公に感情移入して読みます。そのような自由な発想や主人公への共感こそが、読む者の心を惹きつけ、感受性を豊かにします。
つまり、「読書」は「主観的」です。
だから、「読書では、読解力がつかない」とよくいわれます。

❤️読解で大切なのは「客観的な力」

「読解」は、「主観的」であることを排除し「客観的」に読まなければなりません。

「客観的」に読むとは、文章に書いてあること以外のことを排除して読むことです。 一般常識にとらわれず、筆者の主張を「的確に」理解し、いい加減な読み飛ばしや、自分勝手な解釈をしてはいけません。そのために、文章の内容を段落ごとに整理して読み進める、指示語を的確に理解する、段落間の関係を把握するなどのスキルが必要です。

❤️「読書」と「読解」のいい関係

正しい読解トレーニングを積み重ねていけば、読書をにもいい影響を及ぼします。文章をより的確に、より深く、そして、より感動的に読むことができ、「読書を楽しむことができます」。❣️