❤️昔は学びは素読からはじまってました!
江戸時代、学びは「素読」(論語などの名文を細かな意味を考えずにただひたすら繰り返し音読すること)からはじまりました。大量に素読をしていると自然と意味がわかるようになってきます。こういう読むことに重点をおく学習を通して、偉大な日本のリーダーがたくさん輩出されました。
❤️今、脳の発達障害が懸念されています?!
現在、すぐに切れる、わがままいっぱいなど「情緒力が欠如している子」について問題になっています。これについては、脳(特に前頭前野)の発達障害が指摘されています。
前頭前野は、物事を考える、記憶する、喜びや怒りの感情を作り出す、記憶をしまったり取り出す、行動を抑制する、他者の気持ちを理解するなど、脳の中でももっとも高次な機能を持つ領域です。
乳幼児期におけるママ、パパとの情愛ある会話が、前頭前野を活発に働かせ、発達を促すと言われています。
また、前頭前野を鍛えるのによい方法の一つが実は「素読」なんです。
❤️素読の効果は
素読による言葉の響きとリズムの反復で、日常会話とは全く違うジャンルの言葉(感情の言葉・理性の言葉)を幼い魂に刻み込むことができます。
黙読と違い、目で見て、口で音・息を出して、耳でも聞いています。目と口と耳を使って読んでいることになります。
素読を繰り返すと、暗誦につながります。
また、文意も解るようになり、読解力を身につけることにつながります。
このような"素読"の効果が、脳を刺激し、情緒豊かて、賢い子ども育てていきます。