答のある問題と答えのない問題、どっちが難しい!? | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

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小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。


❤︎答のある問題と答えのない問題、どっちが難しい!?

高校までの学習と
大学からの学習の違いは、
答えが決まっている問題を解く学習と
答えのない問題を自分で答えを見つけ出す学習の違いだと言えます。

そして、高校までの答えのある知識を土台にしてはじめて、大学の専門的で深い研究が可能になります。

❤︎高校の膨大な学習量の問題点

文科省のカリキュラム通りに進めると、
小中学は義務教育なので、誰でもが理解できるレベルまで学習量が抑えられています。その反動として、義務教育ではない高校で、学習量が急激に増えます。この過大な学習量がストレスになり、数学では8割ぐらいの高校生が理解できなくなっているのが現状です。

❤︎だから、飛び級?


それでは、私立中学のように中学生で、ある程度、高校の勉強をすべきなのでしょうか?


❤︎だから、自立学習?


「答えのある問題ぐらい、自分で考えて、解かないといけない」のでしょうか?

❤︎依存から自立へ


しかし、自立の前には依存があります。


親子と関係と同じように、たっぷりと教えくれる人がいて、安心して学べることを感じられた時、「ここでは、間違えても助けてくれるし、待っていてくれるんだ」と思えた時、はじめて、本当の自立への一歩を踏み出すことができるんだと思います。


本当の自立ができれば、自然と飛び級も出来ると思います。


また、依存から自立ができた子どもは、自分が他人からいろいろなことを与えてもらったので、他にも、与えることを惜しまなくなると思います。


だから、安易な自立学習や飛び級には、注意をしないといけないと思います。