【ロボット教室:「作り」を知って「現実」を見よう!】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。

コマ回しロボ「ベイスピナー」

「分からない!」

と質問する子どもによくかける言葉に

「よく見たの?」

というものがあります。何度も言われている子ども達は、

「よく見たけど分からない!」

と言うくらいです(笑)。

 

 具体性にかけるコーチの声かけは、あまり褒められた指導ではありません。また、テキストを見ながらロボットを組み立ててることを知っている保護者が聞くと

「学校のテストでも問題文を読まないんです。だからテキストも...」

と言われそうですが、マナビオが伝えたいことはそうではありません。言葉の真意は「現実をよく見たのか?」ということにあります。

 

 体験を通じて、動かないロボットの原因を探ったり、形状の間違いを見つけることは、ロボット教室の重要な学びです。テキストには詳細な「組み立て方」が記されています。しかし、読みとるべきは、目的の機能を得るための「作り」であって「組み立て方」ではありません。

 

 ロボット教室に通う子ども達が学んでいることは、学校で学ぶことが難しく、かつ、人工知能などに取って代わられる恐れのない能力なのです。

 

 今月のベーシックコースはコマ回しロボット「ベイスピナー」です。皆、コマ回しに夢中になっています。