
アドバンスコースは、ロボット教室4年目の上位クラスです。床に書かれた黒い線を6本脚でなぞって歩く「バグモジョラ」を作っています。
脚の動きにもうっとりしますが、私が最も驚く点は、バグモジョラが機械仕掛けだけで線をなぞっていることです。
ロボット教室で扱うロボットには、プログラムによる高度な制御機構がありません。つまり、センサーで線からの外れ具合を読み取って、バグモジョラに
「ちょっとだけ曲がれ!」
と制御することはできないのです。
写真右側の生徒が触れている黄色いパーツが光センサーです。このセンサーは黒に反応して電流を流す線と黒以外に反応して電流を流す線が2本がついています。(2本の線に同時に電流が流れることはありません。)この単純なセンサーと左右の脚を動かすモーター2個だけで、何故、バグモジョラは線をなぞることができるのでしょうか?
コンピューターを制御するプログラムを書く"コーディング能力"は大事です。しかし、学ぶのは中学・高校生ぐらいが適切に思います。なぜなら、実体験が乏しい子どものころのコーディングは、ゲームの範疇を超えることはできないからです。▼複雑なコーディングを学ぶ前に、是非、ロボット教室で"機械"でできることを体験してみましょう。
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市原市、千葉市、袖ヶ浦市、木更津市、君津市にお住まいの方向けの体験・見学会です。