
種類の異なる3つのばねにおもりを1個ずつ追加しながら、定規をあててばねの伸びを測かります。結果を表にまとめ、さらに重さと伸びの関係をグラフに書きます。
グラフ用紙に測定値を点で書いて、最後に直線をひこうとすると、子ども達の手は止まります。直線を1本書こうにも点は一直線上になく、バラバラだからです。
実測値と法則にはズレがあることを知る、良い実験課題です。実測値は現実です。一方、法則とは、限られた条件で得られた実測値をモデル化した、言わば"理想値を得る手順"です。
「物事、そう理屈通りにはいかないサ。」
と言う大人は多いです。しかし、子どもたちに
「理屈通りいかないなら理屈を考えても仕方がない。」
という考えをして欲しくありません。
仮説を立て、自分で考えた理想値から「どれくらい離れているのか」現実を知ることは、とても大事です。そして、自分で引く線を決めるということは、現実を知る"怖さ"もあります。さあ、勇気を持って、線をひいてみましょう!
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