【理科実験教室(中級):勇気を持って線をひこう】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


フックの法則を学ぶ

 種類の異なる3つのばねにおもりを1個ずつ追加しながら、定規をあててばねの伸びを測かります。結果を表にまとめ、さらに重さと伸びの関係をグラフに書きます。


 グラフ用紙に測定値を点で書いて、最後に直線をひこうとすると、子ども達の手は止まります。直線を1本書こうにも点は一直線上になく、バラバラだからです。


 実測値と法則にはズレがあることを知る、良い実験課題です。実測値は現実です。一方、法則とは、限られた条件で得られた実測値をモデル化した、言わば"理想値を得る手順"です。


「物事、そう理屈通りにはいかないサ。」

と言う大人は多いです。しかし、子どもたちに

「理屈通りいかないなら理屈を考えても仕方がない。」

という考えをして欲しくありません。


 仮説を立て、自分で考えた理想値から「どれくらい離れているのか」現実を知ることは、とても大事です。そして、自分で引く線を決めるということは、現実を知る"怖さ"もあります。さあ、勇気を持って、線をひいてみましょう!


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市原市、千葉市、袖ヶ浦市、木更津市、君津市にお住まいの方向けの体験会です。

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