【理科実験教室(中級):"良く見る"とはどういことか】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


コオロギの科学スケッチ

 今月はコオロギの観察です。観察と言っても、相手は動かないコオロギです。


 虫が苦手な子どもは多いです。実験テーマをきいた子ども達は、この世の終わりを知ってしまったかのように大騒ぎです。


 動揺する子ども達に、まず、科学スケッチと美術スケッチの違いを説明します。そして、上手に描く小さなコツと絵心はいらないことを伝えます。


「では、コオロギを袋から取り出してみましょう。」


 安全メガネとマスクをした生徒は、震える手に持ったピンセットでコオロギが入った袋をつまむ始末です(笑)。安心して下さい。どのお子さんも同じようなものです。


 最初のうちこそ、子ども達は死んだ虫を近くでみることを怖がりますが、教えたスケッチのコツを試してみようと、次第に口数が少なくなり、描くことに集中していきます。


 この実験課題の良いところは、小さな虫を描くことにあります。同じ課題は植物でもできますが、動かない虫を描くことは、子どもに別のことも教えてくれます。


 緻密に描く体験を通じて、子ども達は"良く見る"ことを学びます。


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